H1

気軽に始めよう健康のためのウォーキング習慣

【全】緊急時メッセージ
コンテンツ
ウォーキングインストラクター櫻井麻美氏に聞く

気軽に始めよう健康のためのウォーキング習慣

〔広報誌2019年12月号掲載〕

労働現場で増える「転倒」事故。その対策として、ウォーキングが有効です。
歩くという動きは、意識して歩くことでたくさんのメリットをもたらします。
あんしん財団では、働く人の健康づくりを考えたウォーキングセミナーを開催しています。




ウォーキングインストラクター
櫻井麻美氏

2006年度ミスインターナショナル・日本グランプリ(世界大会4位)。美と健康を追求するウォーキング指導を企業、自治体で展開。現在は大学院医学研究科博士課程で呼吸と運動療法、自律神経の研究もしている医学修士。また2011年にはチリ炭鉱落盤事故から生還したエディソン・ペニャ氏の伴走として東京マラソンにも出場。その後(一社)日本ランニング協会ランニングアドバイザーとしてランニングイベント、ウォーキングイベントのゲストランナー、ゲストウォーカーとしても活躍中。『櫻井麻美の美脚塾』『櫻井麻美の美脚スムージー』(主婦の友社)など著書多数。日本航空、武田薬品、日本生命などのCMでモデル・タレントとしても活躍。



意識することで転倒防止正しいウォーキング方法


 高齢でも働き続ける人が増える昨今、問題になっているのが「転倒」事故です。特に、60歳以上からは転倒事故の件数が急増しており、女性の割合も高まっています。そのような現状を受け、普段から転びにくい体づくりが求められます。
 そこで注目されているのが手軽にできるウォーキング。そのメリットについてウォーキングインストラクターの櫻井麻美氏は、こう語ります。「 ウォーキングで正しい姿勢、足の使い方を理解すれば、普段の転倒防止はもちろん、若々しく、美しいシルエットも手に入ります。また、一つひとつの動きをしっかり意識しながら歩くと、頭の中をリセットして“ 体との対話”に集中できるので、メンタルケアとしても効果的です。日常生活では浅い呼吸をしている人がほとんどですから、長く吐く“深い呼吸”をマスターすれば、副交感神経活動が亢(こうしん)進して自律神経も整うはずです」
 何よりも、まずは意識することが大切。そのためには「ウォーキングを始める前に、姿勢を確認したり、ストレッチや準備運動をすることが大事です」と櫻井氏。これからの季節、運動前にはしっかりと体を温めることも重要になります。忙しくてウォーキングができない日は、姿勢や呼吸を確認するだけでもOK。
 あんしん財団では、9月14日に調布市深大寺周辺、11月3日に藤沢・鎌倉周辺を歩く健康ウォーキングを開催し、いずれも満員御礼となりました。
「 いつもと違う街を歩いたり、家族や友達と歩いたり、楽しみながら続けられる自分なりの方法を見つけてください!」

健康づくりに効果的な理想のウォーキングフォーム
 


足は「かかと」→「つま先」地面を蹴って筋肉を使う!
地面に足を置く時はかかとから。この時、つま先をしっかり上げます。さらに足が離れる時は地面を強く蹴って、つま先が残るように。こうすることでふくらはぎの筋肉をしっかり使えるので、筋力UP& 転倒防止に効果的です。

頭が下がりすぎないよう親指でアゴを「クイッ」
頭が前に出すぎると姿勢が崩れやすいため、「耳たぶと肩の位置が一直線でつながる」ように意識。親指を上げた拳を鎖骨の上に置き、アゴを持ち上げると自然とこの姿勢に。

「骨盤の前傾・後傾」がフォームの要歩き出す前にまずフォーム固めを!
膝を曲げ、お腹に手を当てて、骨盤を前傾(写真左)、後傾(右)させます。これを繰り返し、骨盤を意識して動かせるようになったら、後傾させた状態でお腹とお尻がキュッと締まっているかを確認。OKなら、そのまま膝を伸ばせば、骨盤は起きた状態になり、正しいウォーキングフォームの基本姿勢に。




深大寺周辺を2時間ほどで完歩。
参加者の皆さんお疲れさまでした!