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熱中症を予防しよう

夏に向けてリスクが高まる熱中症。しかし、予防対策が十分ではない企業も多いのが現状です。従業員が熱中症にかかった場合、経営者の安全配慮義務を問われることもあります。あんしん財団は、安全な職場づくりのためにも、職場の熱中症予防対策の支援に取り組んでいます。

「熱中症対策講座」を鹿児島・東京で開催しました

当法人は、労働者が快適に働ける環境づくりを支援する活動の一つとして、熱中症予防に関する活動を行っています。今年は7月3日(火)に鹿児島、7月12日(木)に東京で、気象予報士や熱中症対策の専門家を講師に迎えセミナーを開催。多くの方にご参加いただきました。9月もまだまだ暑い日が続きますので、引き続き熱中症には十分に注意しましょう。

詳しくはこちらをご確認ください。

熱中症に関する正しい知識を身につけましょう

■熱中症とは?

熱中症は、環境や体調の変化によって体温が上昇し、体内の水分や塩分のバランスが乱れ、体温の調節機能が十分に働かなくなるなどによって生じるさまざまな症状のことです。主な症状には、立ちくらみや意識障害、けいれんなどがあります。

■重症化に要注意

立ちくらみなどは初期症状ですが、我慢したり、放置したりして重症化すると、入院しての治療が必要となり、最悪の場合、命を落とすこともあります。

■なぜ熱中症が起こるのか?

熱中症を引き起こす条件は、大きく分けて「環境」「体」「行動」の3つによると考えられています。

●環境
 気温や湿度が高い、風が弱い、気温が急激に上昇したなど
●体
 高齢者や乳幼児、肥満の方、二日酔いや寝不足といった体調不良、低栄養状態など
●行動
 激しい筋肉運動や慣れない運動、長時間の屋外作業、水分補給できない状況など
(環境省HPをもとに作成)

■まずはしっかりとした予防策を!

熱中症は、初期症状での発見はもちろんですが、「環境」「体」「行動」の3つの要因を改善・注意することが最も重要です。

熱中症予防のための7つの準備をしましょう

1.WBGT値(暑さ指数)の把握

あらかじめ準備した、JISに適合したWBGT値(暑さ指数)測定器を使用し、WBGT値を随時把握しましょう。なお、作業場所が近い場合でも、太陽照射の有無などによる輻射熱の影響でWBGT値が大きく異なることがあるので、注意が必要です。

※「0」区分は安静、「1」区分は楽な座位、手作業などの作業強度ですが、「熱に順化していない人」は、それぞれWBGT 値が32℃、29℃未満の環境に身を置くことをおすすめします。


2.作業計画の策定など

WBGT値など、状況に応じた作業の中止、休憩時間の確保など、夏の暑熱環境下に対応した作業計画をあらかじめ策定しておきましょう。

3.設備対策の検討

簡易な屋根の設置、通風または冷房設備の設置、ミストシャワーなどによる散水設備の設置を検討しましょう。

4.服装などの検討

透湿性および通気性のよい作業着、帽子、ヘルメットなどを準備しましょう。冷却機能のある作業着(クールベストなど)の導入も検討しましょう。

5.休憩場所の確保の検討

冷房を備えた休憩場所または日陰などの涼しい休憩場所の確保を検討しましょう。

6.教育研修の実施

各級管理者、労働者を対象として、熱中症予防のための教育を行いましょう。

7.熱中症予防管理者の選任

熱中症の予防を管理する責任者を選出するとともに、管理体制を整えましょう。


お知らせ

あんしん財団では、熱中症予防対策を支援しています。

1.熱中症対策講座を開催
気象予報士のお話や、効果的な対策を学びます。開催は7/3(火)鹿児島県、7/12(木)東京都。詳しくはこちらをご覧ください。

2.ポスターを配布
7月号に付録として添付予定。職場に掲示するなどご活用ください。

3.ラジオCMを放送
RKB毎日放送(放送対象は福岡県)、MBC南日本放送(放送対象は鹿児島県)、RKK熊本放送(放送対象は熊本県)、CBCラジオ(放送対象は中京広域圏)、TBSラジオ(放送対象は関東広域圏)にて、6~8月中、熱中症への注意喚起を呼びかけるCMを放送します。

4.黒球付熱中症指数計(WBGT 測定器)を安全衛生設備の補助対象に追加
気温・温度・輻射熱(ふくしゃねつ:地面や建物・人から出る熱)が計測できる機器で、2019年4月30日までに購入した分までが対象です。


5.熱中症予防に関する教材DVDの貸出し
予防対策のポイントが学べる視聴覚教材(DVD)を安全の確保にお役立てください。

お客さまサービス事業部

電話: 03-5362-2325

(受付時間 9:00~17:30/土・日・祝日および年末年始除く)

詳細はこちら

注意事項

あんしん財団のケガの補償では、熱中症は保険金お支払いの対象外です。

長時間の作業や水分補給不足、体調不良などによって熱中症となり、それによって生じた立ちくらみや意識障害、けいれんなどの症状はお支払いの対象となりません。

また、熱中症により転倒や転落をしてケガをされた場合でも、傷害保険で補償するケガには該当しないため、ご注意ください。

熱中症を予防しよう(2017年)


熱中症による死傷者数は年間400人~500人といわれています。特に、6月から9月にかけ炎天下での屋外作業が多い建設業、高温多湿な場所での作業が多い製造業に集中して発生しています。このような背景から今年度、当法人では、熱中症予防の啓発活動を5月~9月の期間に展開します。

セミナー報告

「気象キャスターから見た熱中症対策」

テレビでおなじみ天達武史氏より気象キャスターからの熱中症対策視点 のお話しと、中央労働災害防止協会 松葉 斉氏による 健康KY(危険予知)の手法を取り入れた職場や家庭でできる予防について学びました。

■講師:気象予報士 天達武史氏、 中央労働災害防止協会 松葉 斉氏

■開催日:2017年 8月 3日(木)

8月は熱中症の最も多い季節。職場での対策を心がけましょう

過去5年(2012~16年)のデータで見ると熱中症による死傷者数の約9割は7月および8月に発生しています。業種別では建設業が最も多く次いで製造業で多く発生しており、全体の約5割がこの2つの業種で発生していることがわかります。16年で見ると死亡者は建設業が約6割を占めています。あんしん財団では、中小企業における熱中症防止に取り組んでいます。各事業所においても熱中症を発生させないよう十分な対策を心がけましょう。

職場での熱中症の発生を防ぎましょう

「熱中症」は、高温多湿な環境の中で作業や運動をすることにより、体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がたまることによって、めまいや筋肉痛、吐き気、さらには、けいれんなどを起こす病気です。 屋外だけでなく、室内で何もしていないときでも発症し、救急搬送されたり、場合によっては死亡することもあります。熱中症予防のためにWBGT値の活用や、労働衛生教育によって、労働者のための熱中症予防対策を行いましょう。


■熱中症の症状と分類


職場の熱中症予防対策の8つのポイント
※厚生労働省「職場の熱中症予防対策は万全ですか?」をもとに作成

1.WBGT値※を活用しましょう

現場でWBGT値を測定する場合は、黒球付きのWBGT値測定器を使用しましょう。

※ WBGT値とは、湿度、輻射(放射)熱、気温の3つを取り入れた暑さ指数のことで、単位は気温と同じ℃を使用します。

2.休憩場所を整備しておきましょう

3.計画的に、熱に慣れ、環境に適応するための期間を設けましょう

高温多湿の環境での作業時間を7日以上かけて次第に長くします。

4.のどの渇きを感じなくても、水分・塩分をとりましょう

5.透湿性・通気性のよい服装や帽子を着用しましょう

6.日常の健康管理にも注意しましょう

糖尿病、高血圧症、心疾患などの疾患がある場合、熱中症の発症に影響を受けるおそれがあります。

7.熱中症を予防するための労働衛生教育を行いましょう

項目:熱中症の症状、熱中症の予防方法、緊急時の救急処置、熱中症の事例

熱中症を予防しよう


厚生労働省「職場の熱中症予防対策は万全ですか?」をもとに作成

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